どうも、だいです!
組み込みエンジニアとして働いている人の中には、
「組み込みエンジニアの転職って難しい?」
「今の経験を活かせる転職先はどこ?」
「転職するなら年収も上げたい」と考えている人も多いと思います。
結論からいうと、組み込み・制御の実務経験がある人は、その経験を活かした転職を狙いやすい職種のひとつです。
厚生労働省の職業情報提供サイト「job tag」によると、システムエンジニア(組込み、IoT)の有効求人倍率は4.26倍(令和7年度)となっています。
もちろん、求人倍率が高いからといって「誰でも簡単に転職できる」というわけではありません。
重要なのは、これまで身につけてきた技術を整理して、自分の経験をより高く評価してくれる企業を探すことです。
僕自身、新卒でトヨタ自動車に入社し、金型保全として製造現場で働いてきました。
この記事では、
- 組み込みエンジニアの転職は難しいのか
- 組み込みエンジニアの需要
- 転職で評価されやすい経験
- 経験を活かせる転職先
- 年収アップを目指すポイント
- 転職エージェントを使うメリット について解説します。
組み込みエンジニアの転職は難しい?
組み込みエンジニアの転職難易度は、これまでの実務経験や持っているスキルによって大きく変わります。
特に転職で強みになりやすいのが、
- 組み込みソフトウェア開発
- 制御設計
- 制御アルゴリズム
- MBD(モデルベース開発)
- C・C++などを使った開発
- 車載システム
- 装置制御
- 要件定義・仕様設計 などの経験です。
こうした実務経験がある人なら、現在働いている業界だけでなく、別の製造業へ経験を横展開できる可能性があります。
「今いる業界しか転職できない」とは限らない
組み込みエンジニアの転職で意識しておきたいのが、業界と技術を分けて考えることです。
たとえば、自動車業界で組み込み・制御開発をしているからといって、転職先まで自動車業界だけに限定する必要はありません。
制御設計や組み込み開発の経験そのものが、
- FA・ロボット
- 半導体製造装置
- 産業機械
- 電子機器 など、別の分野で評価されることもあります。
「自分は自動車業界だから」と考えるのではなく、自分が持っている技術から転職先を考えることが大切です。
組み込みエンジニアの有効求人倍率は4.26倍
組み込みエンジニアの転職市場を見るうえで、ひとつの参考になるのが有効求人倍率です。
厚生労働省の職業情報提供サイト「job tag」によると、システムエンジニア(組込み、IoT)の有効求人倍率は4.26倍(令和7年度)となっています。
有効求人倍率とは、求職者1人に対してどのくらい求人があるのかを示す指標です。
単純化すると、4.26倍なら求職者1人に対して4件以上の求人がある水準ということになります。
もちろん、地域や経験、仕事内容などによって実際に応募できる求人は異なるため、「4社から必ず内定がもらえる」という意味ではありません。
それでも、組み込み・IoT系エンジニアに対する企業側の採用需要を考えるうえでは参考になる数字です。
出典:厚生労働省 職業情報提供サイト「job tag|システムエンジニア(組込み、IoT)」
なぜ組み込みエンジニアが求められている?
背景のひとつに、製造業におけるソフトウェア化・電子制御・自動化があります。
分かりやすいのが自動車です。
自動車業界ではEVだけでなく、SDV(Software Defined Vehicle)など、ソフトウェアによって車両の機能や価値を高めていく流れがあります。
さらに、
- FA・産業用ロボット
- 半導体製造装置
- 電子機器
- IoT機器
- 自動化設備 などでも、組み込み・制御技術が使われています。
つまり、組み込みエンジニアは「今働いている業界」だけを見るより、「自分の技術を必要としている業界」を探した方が転職先を広げやすいということです。
組み込みエンジニアの主な転職先
では、実際にどんな転職先が考えられるのでしょうか。
自動車・車載関連
代表的なのが自動車・車載分野です。
EVやSDV、ADAS(先進運転支援システム)など、自動車にはさまざまなソフトウェア・電子制御技術が使われています。
完成車メーカーだけでなく、自動車部品メーカーや車載システム関連企業まで含めて探すことで選択肢を広げられます。
FA・ロボット
工場の自動化を支えるFAや産業用ロボットも候補です。
製造現場では多くの自動化設備が使用されているため、「機械をどう動かすか・どう制御するか」という経験を活かせる可能性があります。
半導体・半導体製造装置
半導体関連も選択肢のひとつです。
特に半導体製造装置には、
- 機械
- 電気・電子
- ソフトウェア
- 制御 など、さまざまな技術が組み合わされています。
現在の業界だけに限定せず、こうした分野まで求人を確認してみると、自分では考えていなかった転職先が見つかることもあります。
組み込みエンジニアが転職で評価されやすい経験
転職では、「組み込みエンジニアを5年間やっていました」だけでは、自分の強みが十分に伝わらないことがあります。
重要なのは、その5年間で何をやってきたのかです。
たとえば、
- どんな製品を担当したのか
- どの工程を担当したのか
- 使用した言語・開発環境
- 制御設計の経験
- 要件定義や仕様検討の経験
- プロジェクトの規模
- 自分が改善した内容
- 他部署との調整経験 などを整理しておきましょう。
「作業した」ではなく「何を考えたか」
これは製造業の技術職全般にいえることですが、転職では単純な作業経験だけでなく、
「なぜその設計にしたのか」「どんな問題を解決したのか」「自分で何を判断したのか」まで説明できると、自分の技術力を伝えやすくなります。
同じ「組み込み開発5年」でも、担当していた仕事の中身によって評価は変わります。
組み込みエンジニアが転職で年収アップを目指すには?
転職するなら、年収アップも狙いたいところです。
ただし、同じような会社・同じようなポジションへ横移動するだけでは、大きく待遇が変わらない可能性もあります。
そこで重要なのが、「自分の技術をどこなら高く評価してもらえるか」という視点です。
下請けメーカーから大手メーカーも選択肢
二次請け・三次請けなどで実際の設計・開発を担当していても、会社の規模や商流などによって待遇に差が出ることがあります。
そのため、「設計・開発経験はあるのに年収が上がらない」という人は、
- 大手メーカー
- 成長分野
- より上流のポジション
- 技術者を積極採用している企業 などまで転職先を広げてみる価値があります。
今いる会社で評価されている金額と、転職市場での自分の市場価値が同じとは限りません。
組み込みエンジニアは転職エージェントを使うべき?
転職サイトから自分で求人を探して応募することもできます。
ただ、組み込みエンジニアの場合、「自分の技術が他業界でも通用するのか」を自分だけで判断するのは難しいところがあります。
たとえば、自動車業界で当たり前に使っていた技術が、別業界では高く評価されることもあります。
逆に、同じ「組み込みエンジニア」という求人でも、求められている経験がまったく違うこともあります。
そのため転職エージェントを利用するなら、単純に求人数だけを見るのではなく、製造業の技術職を理解しているサービスを選ぶことが重要です。
組み込み・制御の経験者ならメーカーズジョブ
組み込み・制御の実務経験がある人なら、選択肢のひとつがメーカーズジョブです。
メーカーズジョブは、製造業エンジニアに特化した転職エージェントです。
機械・電気電子・半導体・組み込み・生産技術などの技術職を中心に扱っています。
特徴は、単純に大量の求人を紹介するのではなく、これまでの経験をもとに求人を絞り込んで提案してもらえること。
組み込み・制御経験者なら、「自分の技術が別の業界でも評価されるのか」を相談できるのもメリットです。
メーカーズジョブの特徴
- 製造業エンジニアに特化
- 組み込み・制御などの技術職に対応
- 経験に合わせた求人提案
- 企業ごとの選考対策
- 年収交渉もサポート
- 求職者は完全無料
取扱求人数は30,620件(非公開求人を含む/2026年4月1日時点)。
また、2026年1月〜3月の転職支援実績では、平均年収UP金額143万円という実績もあります。
※平均値であり、利用者全員の年収アップや金額を保証するものではありません。
「今すぐ会社を辞めたい」という人だけでなく、
「自分の経験ならどんな会社を狙える?」
「今の年収って市場的にどうなの?」という人も、まずキャリアの選択肢を確認してみるといいと思います。
メーカーズジョブではどんな企業・求人を紹介してもらえる?
メーカーズジョブは、製造業・メーカーのエンジニア求人に特化した転職エージェントです。
公式サイトでは「人気企業500社以上から、ご提案いたします」と案内されており、富士フイルム・ソニー・ホンダ・テスラ・NEC・日立・スバル・東芝などの企業ロゴが掲載されています。
別のページでは、ディスコ・キオクシア・荏原製作所・Astemo・Mujinなどの企業ロゴも確認できます。
求人職種も、機械設計・回路設計・組込み・半導体・設備設計など、製造業のエンジニア経験を活かせる仕事が中心です。
「これまでの設計・開発経験を活かして大手メーカーへ転職したい」「製造業のエンジニアとして年収アップを目指したい」という方は、どんな求人を紹介してもらえるのか一度相談してみるといいと思います。
ただし、掲載企業や求人は時期によって変わります。希望する企業の求人を必ず紹介してもらえるわけではないため、現在の求人状況はメーカーズジョブで確認してください。
※現在は関東(南関東中心)の求人が中心です。求人状況や対象条件は変更される可能性があります。
メーカー・製造業に特化!経験豊富なコンサルが導く転職支援【メーカーズジョブ】メーカーズジョブが向いている組み込みエンジニア
特に利用を検討しやすいのは、
- 組み込み・制御の実務経験がある
- 設計・開発に携わってきた
- 現在の年収に不満がある
- 大手メーカーへの転職を狙いたい
- EV・車載・FA・半導体など別分野にも興味がある
- 自分の市場価値を知りたい
- 今の業界以外で経験が通用するか知りたい という人です。
一方で、メーカーズジョブは未経験から組み込みエンジニアを目指す人向けのサービスではありません。
また、オペレーターや組立・加工などの現場作業を中心に経験してきた人向けのサービスとも異なります。
あくまで設計・開発などの実務経験を持つ製造業エンジニア向けと考えておきましょう。
転職するか決めていなくても市場価値は確認できる
「まだ転職すると決めたわけじゃない」という人も多いと思います。
僕は、それでも自分の市場価値を知っておく意味はあると思っています。
同じ会社に長くいると、「今の給料が普通なのか」「自分の経験なら他社でどのくらい評価されるのか」って、意外と分からないんですよね。
求人を見たり転職のプロに相談したりした結果、「今の会社の条件って結構いいんだ」となれば、無理に転職する必要もありません。
逆に、「この経験ならもっと上を狙えるかも」と分かれば、そこから転職を考えればいいと思います。
転職するかどうかを決める前に、まず自分にどんな選択肢があるのか確認しておくのもひとつです。
まとめ|組み込みエンジニアは「今の業界」だけで転職先を決めない
組み込みエンジニアの転職では、現在働いている業界だけで転職先を考える必要はありません。
厚生労働省「job tag」では、システムエンジニア(組込み、IoT)の有効求人倍率は4.26倍(令和7年度)となっています。
そして組み込み・制御の経験は、
自動車・車載↔︎FA・ロボット↔︎半導体製造装置↔︎その他の製造業
など、別分野で活かせる可能性もあります。
特に、「実務経験はあるのに年収がなかなか上がらない」「大手メーカーや成長分野へ行きたい」
「自分の技術が他業界でも通用するのか知りたい」という人は、一度自分の市場価値を確認してみるといいと思います。
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