どうも、だいです!
僕は高校卒業後にトヨタ自動車へ入社し、金型保全の仕事を経験しました。その後も複数の製造現場で働いてきました。
製造業で働いていると、同じような技術職でも、会社によって給料が大きく違うと感じることがあります。
これは機械設計エンジニアも同じです。
「機械設計の年収ってどれくらい?」「今の会社では給料が頭打ちになっている」
「設計経験を活かして転職すれば年収アップできる?」と気になっている方もいると思います。
結論からいうと、機械設計エンジニアの年収は、担当する設計工程・専門技術・勤務先などによって変わります。
そのため、年収アップを目指すなら、現在の会社だけでなく、自分の設計経験がほかの企業でどの程度評価されるのか確認することが重要です。
この記事では、機械設計エンジニアの年収や、年収に差がつく理由、転職で年収アップを目指す方法について解説します。
機械設計エンジニアの平均年収はどれくらい?
機械設計エンジニアの平均年収は659万円
厚生労働省の職業情報提供サイト「job tag」によると、機械設計技術者の平均年収は659万円です。
これは令和7年(2025年)の賃金構造基本統計調査をもとにした全国のデータです。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 平均年収 | 659万円 |
| 平均年齢 | 42.3歳 |
| 月間労働時間 | 162時間 |
ただし、この数値は機械設計技術者が属する職業分類の統計であり、機械設計だけに限定したものではありません。
また、実際の年収は担当する設計工程や経験年数、勤務先によって異なります。
また、同じ機械設計でも、
- 自動車部品の設計
- 産業機械の設計
- 半導体製造装置の設計
- 機構設計
- CAE・解析 など、仕事内容はさまざまです。
そのため、平均年収だけでなく、自分の経験に近い求人の給与水準を確認することが大切です。
年齢だけで年収が決まるわけではない
機械設計エンジニアの年収は、年齢だけで決まるものではありません。
例えば同じ30代でも、詳細設計が中心の人と、構想設計から試作評価まで担当している人では、転職先で評価される経験が異なります。
経験年数だけでなく、何を設計し、どの工程まで担当してきたのかが重要です。
機械設計エンジニアの年収に差がつく5つの理由
担当している設計工程
機械設計の年収を考えるうえで重要なのが、担当している設計工程です。
例えば、構想設計 → 基本設計 → 詳細設計 → 図面作成 → 試作・評価といった工程があります。
もちろん、詳細設計や図面作成が重要ではないという意味ではありません。
ただし、仕様検討や構想設計など、上流工程まで担当できる経験は、転職で強みになる場合があります。
使用できるCAD・専門技術
機械設計では、使用してきたCADや専門技術も評価材料になります。
例えば、
- CATIA
- SolidWorks
- Creo
- NX
- 機構設計
- 公差設計
- CAE・強度解析 などです。
ただし、「CATIAが使えるから年収○万円」という単純な話ではありません。
そのツールを使って何を設計し、どんな課題を解決してきたのかまで説明できることが重要です。
勤務する企業の規模
製造業では、企業規模や給与制度によって賃金水準が異なります。
そのため、似たような設計業務でも、勤務先によって年収に差が出る場合があります。
ただし、大手メーカーへ転職すれば必ず年収が上がるわけではありません。
仕事内容や待遇を含めて比較することが大切です。
業界・製品分野
機械設計エンジニアが活躍する業界は、自動車だけではありません。
例えば、
- 自動車・自動車部品
- 半導体製造装置
- FA・産業用ロボット
- 産業機械
- 工作機械
- 電機・精密機器 などがあります。
業界や企業によって給与水準は異なるため、現在と同じ業界だけに転職先を限定する必要はありません。
「同じ設計技術を別業界で活かす」ことも、年収アップを目指す選択肢の一つです。
会社内の評価と転職市場での評価は違う
個人的に、ここは重要だと思います。
今の会社で年収が上がらないからといって、設計エンジニアとしての価値が低いとは限りません。
会社には、
- 給与テーブル
- 昇格制度
- 役職
- 賞与制度
- 企業規模 などがあります。
そのため、現在の年収と、ほかの企業で評価される年収が一致するとは限りません。
逆に、転職すれば必ず年収が上がるわけでもありません。
だからこそ、自分の設計経験が転職市場でどう評価されるのか確認することが大切です。
機械設計エンジニアが年収アップを目指す5つの方法
上流工程の経験を増やす
現在、詳細設計や図面作成が中心なら、基本設計や構想設計などへ担当範囲を広げる方法があります。
例えば、「決められた仕様をもとに図面を作る」という仕事から、
「製品の仕様や構造を考える側へ進む」というイメージです。
転職だけでなく、現在の会社で上流工程を経験できないか確認するのも一つの方法です。
専門性を高める
機械設計エンジニアとして、専門性を高めることも重要です。
例えば、
機構設計 × 3D CAD
機械設計 × CAE
精密機械設計 × 公差設計 など、複数の技術や経験を組み合わせることで、自分の強みを説明しやすくなります。
資格だけでなく、実務でどのような設計経験を積むかを意識しましょう。
大手・優良メーカーへの転職を検討する
現在の会社で昇給が難しい場合、給与水準の異なる企業へ転職する方法もあります。
特に、設計経験を積んでいるのに年収が頭打ちになっている方は、自分の経験が他社でどう評価されるのか確認してみる価値があります。
ただし、企業規模だけで転職先を決めるのはおすすめしません。
年収だけでなく、仕事内容・勤務地・福利厚生・残業時間なども比較しましょう。
異業界への転職も検討する
例えば、自動車部品の機械設計をしているからといって、次も自動車関連に限定する必要はありません。
機構設計や強度解析などの経験が、半導体製造装置や産業機械などで活かせる可能性があります。
重要なのは、「何を作ってきたか」だけでなく「どんな技術を使い、どこまで設計してきたか」です。
製造業エンジニアに詳しい転職エージェントへ相談する
自分だけで求人を探していると、現在と同じ業界や知っているメーカーばかり見てしまいがちです。
そこで選択肢になるのが、製造業エンジニアに詳しい転職エージェントです。
例えばメーカーズジョブは、機械設計・回路設計・組み込み制御・半導体など、製造業の技術職を中心に扱っています。
特に、
- 機械設計の実務経験がある
- 関東での転職を考えている
- 現在の年収が頭打ち
- メーカーの設計・開発職へ転職したい
- 年収アップやキャリアアップを目指したい という方なら、相談先の候補になります。
「自分の設計経験なら、どのような企業で年収アップを目指せるのか確認する」という使い方がおすすめです。
※メーカーズジョブは現在、関東(特に南関東)の求人を中心に取り扱っています。
メーカーズジョブではどんな企業・求人を紹介してもらえる?
メーカーズジョブは、製造業・メーカーのエンジニア求人に特化した転職エージェントです。
人気企業500社以上から、ご提案いたしますと案内されており、富士フイルム・ソニー・ホンダ・テスラ・NEC・日立・スバル・東芝などの企業ロゴが掲載されています。
別のページでは、ディスコ・キオクシア・荏原製作所・Astemo・Mujinなどの企業ロゴも確認できます。
求人職種も、機械設計・回路設計・組込み・半導体・設備設計など、製造業のエンジニア経験を活かせる仕事が中心です。
「これまでの設計・開発経験を活かして大手メーカーへ転職したい」「製造業のエンジニアとして年収アップを目指したい」という方は、どんな求人を紹介してもらえるのか一度相談してみるといいと思います。
ただし、掲載企業や求人は時期によって変わります。希望する企業の求人を必ず紹介してもらえるわけではないため、現在の求人状況はメーカーズジョブで確認してください。
メーカーズジョブで転職先を相談してみる機械設計エンジニアが転職前に整理しておきたいこと
転職エージェントへ相談する前に、自分の設計経験を整理しておくと話がスムーズです。
特に「何年働いたか」だけでは不十分です。
例えば、
自動車部品の機械設計を5年間担当。CATIA V5を使用し、基本設計・詳細設計から試作評価まで経験。
このように、担当製品 × 使用技術 × 設計工程 × 経験年数まで整理しておくと、自分の経験を伝えやすくなります。
ほかにも、
- 使用CAD
- 担当製品
- 設計工程
- CAE・解析経験
- 試作・評価経験
- 顧客との折衝
- プロジェクト規模
- リーダー経験 などを整理しておきましょう。
年収だけで転職先を決めないことも大切
年収アップを目的に転職すること自体は悪くありません。
ただし、年収が上がっても、「残業が増えた」「希望していた製品を設計できなくなった」
「上流工程に関われなくなった」となってしまっては、長期的なキャリアアップにつながらない可能性があります。
転職先を比較するときは、年収・仕事内容・担当工程・勤務地・働き方・将来のキャリアまで確認しましょう。
特に機械設計エンジニアの場合は、次の会社でどのような製品や設計工程を経験できるのかも重要です。
機械設計エンジニアの年収についてよくある質問
Q. 機械設計エンジニアは年収1000万円を目指せますか?
企業・役職・専門性などによっては、年収1000万円を目指せる可能性があります。
ただし、誰でも到達できるという意味ではありません。
高度な設計技術や上流工程、マネジメント経験などが求められる場合があります。
Q. 30代からでも年収アップできますか?
30代でも年収アップを目指すことは可能です。
ただし、年齢だけではなく、これまでに担当してきた製品や設計工程、専門技術などが重要になります。
Q. CADの種類によって年収は変わりますか?
使用CADが応募条件になる求人はありますが、CADの種類だけで年収が決まるわけではありません。
そのCADを使って、どのような製品を設計してきたのかが重要です。
Q. 転職すれば必ず年収は上がりますか?
必ず上がるわけではありません。
転職先や経験によっては、年収が変わらない場合や下がる場合もあります。
だからこそ、現在の会社を辞める前に、求人を比較したり転職エージェントへ相談したりして、自分の市場価値を確認してから判断することが大切です。
まとめ|機械設計エンジニアの年収アップは「設計経験の活かし方」が重要
機械設計エンジニアの年収は、単純に経験年数だけで決まるものではありません。
担当工程・専門技術・業界・勤務先などによって変わります。
そのため、年収アップを目指すなら、
- 自分の設計経験を整理する
- 上流工程や専門性を意識する
- 現在とは違う業界も検討する
- 複数の求人を比較する
- 自分の経験が転職市場でどう評価されるか確認する という流れがおすすめです。
特に、「今の会社では年収が頭打ち」「機械設計の経験をもっと評価してもらいたい」という方は、一度ほかの企業の求人を見てみるだけでも、今後のキャリアを考えるきっかけになります。
機械設計などの製造業エンジニアに特化したメーカーズジョブなら、これまでの経験をもとに転職先について相談できます。
転職すると決めていなくても、まずは自分の経験を整理して、どのような選択肢があるのか確認してみましょう。
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